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writer : ac

【海外発!Breaking News】大型スーパーCEOになりすましたユーチューバー、店員に解雇通告し物議(米)<動画あり>

「あなたの仕事のやり方はなってないわね。クビよ。ベストと名札を置いていきなさい」と容赦なく告げたのだ。女性は最初こそ反論しているようだったが、そのうち感情が抑えられなくなり涙を流し始めた。

女性はウォルマートで働いて6年になるというマリア・レオネスさんで、フィリピンから夫や子供、孫らと一緒にアメリカにやってきた。最近、一緒になって43年になる夫が心疾患で倒れ、冠動脈バイパス移植術を受けたばかりで、マリアさんはウォルマートでの収入を夫の医療費に充てていた。

この動画の撮影から約2週間後、地元テレビ局のインタビューを受けたマリアさんは、目に涙を浮かべこのように語っている。

「解雇と言われて最初に頭に浮かんだのは夫のことです。あの言葉は私をどん底に突き落とし、自分が無力で小さな人間に思えました。フィリピンでは私は教授で、評判も良かったのです。でもあの時ばかりは不安と屈辱感でいっぱいになりました。」

のちにローレンさんはマリアさんに謝罪したが、マリアさんは「人々の感情をもて遊ぶなんてことはすべきではありません」といまだに納得がいかないようだ。またローレンさんは「マリアさんに50ドルをお詫びとして渡した」と主張しているが、マリアさんはこれを否定している。

ウォルマートはその後、ローレンさんとカメラマンの店への出入りを禁止する声明を出しており、問題の動画はYouTubeから削除された。なんとも後味が悪い結末であるが、動画を見た人からは「このユーチューバーを追放すべき」「ちっとも面白くない」「人を傷つけて何が楽しいの」「これはイジメと一緒」「ウォルマートのセキュリティは何をしていたんだろう」といった非難の声が相次いでいる。

派手なパフォーマンスやいたずらで再生回数を稼ぐユーチューバーだが、度が過ぎた行為は自粛して欲しいものだ。

画像は『Click2Houston 2019年5月8日付「‘You’re fired’: Heartless prank brings Walmart employee to tears」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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