当時20歳だった男に代わってその父親が買い取った。そこで事故を起こした男性に対し車の修理代12万元（約43万円）を支払うよう求めたが、男性は支払わず、その後男性が電話番号を変えたため連絡が取れなくなった。住所も知らなかったため、長年探し続けていたという。

しかし被害者男性の父親は「車は両方の父親が金を出し合って買取り、すぐに廃車にしたので修理代はかかっていない」と話している。事故を起こした被害者男性の父親が40万元（約144万円）を支払い、「自分の息子が車を借りたのだから」と残りの額を犯人の父親が負担したそうだ。双方の言い分には食い違いがあり、警察ではさらに調査を進めるもようだ。

また警察によると、男は昨年8月にFacebookで男性を見つけ、返済を迫るいやがらせを始めている。被害者の男性は名誉毀損で被害届を出したが不起訴となった。男性はブロック機能を利用して取り合わずにいたが、男は男性の妻のページから住所を突き止め、今月18日被害者宅に脅迫状を送りつけている。警察ではこうしたSNSを利用する際には、公開範囲を指定するなど十分注意するよう呼びかけた。

画像は『蘋果日報　2019年2月23日付「稱討12萬修車費 死者妻兒面前行兇 記恨18年 男捅肚殺友」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　片倉愛）