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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】ベテラン助産師、20年前自らが取り上げた研修生の指導に当たる(英)

トレイシーさんもこのように驚きを口にした。

「これは運命ですね。ジョージーナさんが生まれた時に私が出産介助をして、今その赤ちゃんが成長して助産師になろうとしている…。これまで私は何年も研修生を指導してきて、毎回特別な気持ちにはなりましたが、今回は更に特別な感情を抱きました。」

32年前に助産師としてのキャリアをスタートさせたトレイシーさんは、最初は看護師として勤務していたという。しかしこの産婦人科病棟で母子と触れ合ううちに「助産師になりたい」と思うようになったそうだ。それからずっと助産師として活躍し、これまでに何百人という赤ちゃんを取り上げてきた。

「病院を出ると、私が過去に出産介助した母親やその身内からよく声をかけられることがあるんですが、そういうのってとても素晴らしい気持ちになるものですよ。」

来年、研修が終了する予定だというジョージーナさんは、その後プロの助産師として「Shrewsbury and Telford Hospital NHS Trust(シュルーズベリー アンド テルフォード病院NHS信託)」での勤務を願っている。2人の運命的な再会を知った産婦人科病棟の棟管理長スー・オリバーさんは、「ここで生まれた赤ちゃんが、研修生として戻ってくるというのは素晴らしいことです。自分の出産介助をしてくれた助産師から直接指導を受けるということは、なかなかないことですし、特別なことだと思います。トレイシーさんとジョージーナさんはこれからも特別な関係をシェアしていくでしょう」と喜んでいる。

画像は『Mirror 2018年11月22日付「Midwife makes shock discovery about her trainee – and says it’s ‘fate’」(Image: SWNS.com)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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