海外発!Breaking News

writer : flynn

【海外発!Breaking News】政府所有ビルで今年3度目の火災 安全調査を1年待たされた挙句の悲劇 消防士3名が犠牲に(南ア)

5日に行われたインタビューで「6名の消防隊員が閉じ込められた。うち4名は救出したが2名がビル内に残ったままである。隊員救助のためにヘリコプターを要請したが、風が強くビルがヘリコプター救助に不向きであったため断念した」と発表。その後、この2名は遺体で発見された。

昨年8月、ハウテン州インフラ開発委員会は今回火災が発生したビルを含む8つの州政府所有の建物の調査を依頼していたが、その結果は1年以上経った先週に発表されたばかりだった。通常は労働安全衛生規定の85パーセントを遵守している場合がほとんどだが、焼け落ちたビルは規定の21パーセントしか満たしていなかったことが判明している。

ハウテン州住居政策及び研究課で働くパーシー・マコルワさんは、「ここで働いていた従業員は建物の安全性について常に政府に提起していたが、現在まで何もしてくれなかった」と述べている。政府は今後、他の政府所有ビルについても随時確認していくとしているが、このビルで火災が発生したのは今年に入って3度目であり、人々の政府に対する怒りは収まらないようだ。

画像は『EWN 2018年9月5日付「[UPDATE] 2 MORE FIREFIGHTERS DIE AT JOBURG BUILDING FIRE」(Picture: Christa Eybers/EWN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

1 2