ウィルはおかまいなしに質問者へマイクを渡し、質問者とがっちり握手を交わした。さらに、写真撮影のために登壇者が座っていた椅子やテーブルをスタッフが片付け始めると、ウィルはスタッフに交じってせっせと椅子やテーブルを片付けた。これにも会場は大いに沸いた。

最後にちょうちんを手にしたウィルは「皆さん本当にありがとうございます。寒く雨の中の撮影で大変でしたが、一番大変だったのは、毎日3～4時間の特殊メイクをしたジョエルさんだと思います。特別でユニークな作品になっていますので、楽しんでください。アリガトウゴザイマス！」と挨拶してステージを去った。「いろいろなジャンルの役に挑戦することは私の大きな情熱であり、本当に喜びでもあります。そうやって俳優として長生きできると感じています」とも語っていたウィル。これからもさまざまな彼の表情が見られそうだ。

なお会見には他に、ウィル・スミスと2度目のタッグを組んだデヴィッド・エアー監督、プロデューサーのエリック・ニューマン氏とブライアン・アンケレス氏も登壇した。
（TechinsightJapan編集部　関原りあん）