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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】「うちの子は13歳から飲酒OK」母親の教育方針に賛否両論の声(英)

アルコール依存の恐怖を知っているという。だからこそ早い段階から飲酒への責任を持たせるべきで、自分の教育方針を変えるつもりはないと話している。

ショーナさんにはフローさん(18歳)、アニーさん(16歳)、モンティ君(14歳)そしてドリーちゃん(7歳)という4人の子がいるが、モンティ君は母親から飲酒を許可されていることについて「責任感を学べるのでいいことだと思う。それに大人に近づけたような気分にもなるしね」と言い、またアニーさんも「既にお酒の飲み方も知っているし、自分の許容量も知っているわ」と話している。

しかし、これには世間から賛否両論の声があがった。

「毎日食事時に子供と飲んでいたら、その子が成長してから毎晩酒を飲むことが当たり前と思ってしまうのではないか。」
「自分の母親がアルコール依存症なんだったら、もしかして遺伝的に一家が依存症にかかりやすいってことをこの女性は考えてないのかしら?」
「子供たちに飲酒をすすめるなんて信じられない。アルコール依存症はこの国で大きな問題になっているのに。」
「子供に飲酒を許可しているのは、タバコやドラッグを許可しているのと同じ。」
「なぜ“子供”に飲酒をすすめる必要があるんだ!? 飲みたがらない子供だっているだろうに。」
「子供に飲酒を許可するのは間違ったことのように思えるけど、社会人になる前に自分の許容量を知ることができていいと思う。」
「私は彼女に賛成。うちの子たちもビールやワインを家で飲んでいたから大学生になって周りが行き過ぎた飲酒をしても、うちの子たちは絶対羽目を外すことはなかったわ。」
「フランスやイタリアなど他のヨーロッパ諸国では、5歳以上から親と一緒の席で飲酒というのは普通に見られることだし。」
「何が間違っているの? 別にこの母親は子供たちにテキーラをすすめてるわけじゃないでしょ。飲酒に関して100%厳しくしてしまうこともどうかと思う。だから18歳になって羽目を外して飲み過ぎる子が増えるんじゃないの?」
「私の場合、13歳のクリスマスにはシャンディー、16歳にはビールやワイン一杯を飲むことを許されていたけど、自分の中でお酒への対応をとてもコントロールできたので良かったと思う。でも18歳になってからは一切お酒を飲まなくなったわ。飲んでも楽しくないってわかったから。」

ショーナさんの出演に同席した慈善団体「Alcohol Concern(アルコール・コンサーン)」のリチャード・パイパー医師は、「アルコール・フリーの子供時代を過ごさせることが最善であると言えるでしょう。子供たちに飲酒を教えることは、健康を害することに繋がる可能性もあるのでリスクがあると言えます。また早期に飲酒を始めた子供は、後の人生で飲酒問題を抱えるというケースが多いことも明らかになっています」と警告した。

このニュースを知った人からは、「依存症になる10代の子と、食事時に嗜むだけの子を一緒にしないでよ。大きな差があり過ぎる」「早いうちから子供が飲酒をしている他のヨーロッパ諸国の方が、イギリスよりもアルコール依存症の人が少ないっていうのは、なんでだろうね」といった声も見受けられる。

画像は『The Sun 2017年12月16日付「ALCO-TOTS GMB viewers’ outrage as mum admits letting her kids start drinking at the age of 13」(IMAGE: ITV/GOOD MORNING BRITAIN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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