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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】ヘルシンキでコオロギ入りパンが登場 昆虫食進むヨーロッパ

味についてインタビューを受けたヘルシンキの学生は、「違いがよくわからないです。ただパンの味がするだけですね」と語っている。それなら今後はどんどんコオロギ入りパンを普及させてほしいもの。来年には47店舗に拡大したいと考えているSibakovさんだが、実はコオロギをオランダから取り寄せているとのこと。「当面はヘルシンキ市内のスーパーマーケットに出店している11店舗のみの扱いとなります。ヘルシンキ市内でもコオロギの養殖が盛んになり、安定した供給が得られるようになるよう期待しています」と話している。

ヨーロッパのフード産業は近年、大きな変革の時を迎えている。二大テーマはヒトの消化器官にとって優しいグルテンフリー食品と、環境保護の意味でもメリットが多々ある昆虫食であろう。新事業に参画する企業も増えており、ますますの発展に大きな期待が寄せられている。

画像は『The Guardian 2017年11月23日付「Anyone for crickets? Finnish bakery sells bread made from insect」(Photograph: STAFF/Reuters)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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