このほどバリー・マニロウが米『PEOPLE』の取材に応じ、これまで言及を避けてきた同性愛、そして男性マネージャーとの同性婚につき語った。
「僕はプライバシーを大事にする男なんだ。これまでもずっとそうだった。」
そのように話した彼と結婚相手キーフ氏(Garry Kief)の関係は40年近く続いているが、バリーは過去に高校時代の恋人(女性)と結婚・離婚歴がある。当時のことをバリーはこう振り返っている。
「スーザンに恋していたんだ。ただ、結婚する準備は出来ていなかった。若すぎたのさ。」
その後70年代に大ブレイクしたバリーは、78年に運命の男性キーフ氏と会い「この人だ」と直感。「本当にラッキーだった。彼に会う前は孤独だったから」とも述べている。後にキーフ氏はバリーのマネージャーとなり、現在もマネージャーとして活躍するほか「Barry Manilow Productions」の社長も務めバリーを支えており、彼に全幅の信頼を置くバリーは「これまで会った誰よりも賢いし、素晴らしい男性なんだ」と明かした。
しかしこれまで恋愛話を避け、2014年に同性婚に踏み切ってからもカミングアウトをためらった理由は何だったのか…?
「僕がゲイだと知ったら、ファンがガッカリすると思ったんだ。それで言えなかった。」
ではファンの反応は?
「なんとすごく喜んでくれたんだ。ファンの反応は素晴らしかった。知らない人まで祝福してくれて、本当に感謝しているよ。」
ファンの反応を気にして、ずっと話せなかったというバリー。そんな彼も、今年74歳になる。大きな秘密を何十年も抱え生きてきたバリーは、ようやくカミングアウトを果たし安堵したようにも見える。
出典:https://www.facebook.com/barrymanilow
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)