クリスマスの日、ベッドで息絶えすでに硬直しているジョージ・マイケルを発見したというファディ・ファワズ氏。最後の恋人とされる彼だけに遺族は「ぜひ葬儀にも参加を…」と望んでいるのかと思いきや、決してそうではないようだ。「あの男を憎悪している」というジョージのイトコは、このようにメディアに話している。

「ファディのことは、葬儀には招いていません。遺族は、あの男を憎んでいるのですから。」

死因が断定できぬため遺体はまだ遺族のもとに戻っていないと思われるが、すでに葬儀については細かい点まで決定し、埋葬時に着せる服も決めてあるそうだ。

「ええ、服も決めました。ネクタイはつけず、『Symphonica Tour』で着たシャツ、それに彼が好きだった黒のスーツを着せることになるでしょう。」
「また金のカルティエの腕時計と指輪もつけてあげるつもりです。家族で話し合って服を決め、すでに我々の手元にあります。」

「今も冷凍室のような場所にジョージの遺体が保管されていると思うと、たまらない」というジョージのイトコ。しかし葬儀を行い最後の別れをいうことも、辛くてならないという。

「小規模の式を、極秘で…と考えています。出席者は50名以下でしょうか。葬儀につき人々が知る前に、埋葬が済んでいることを願っています。」

ちなみにジョージのイトコは以前にもFacebookを更新し、このようにファディさんへの怒りを綴っていた。

「ジョージとファディは決して同棲などしていませんでした。ファディはジョージが持つ物件のひとつで暮らしていたのです。仮に一緒に暮らしていたのが事実だとしたら、どうしてイブの日に一緒じゃなかったんでしょう。そしてなぜ彼は車の中で眠ったんでしょうか。」
「あまりにも多くの疑問が浮上しています。」
「毎日、嘘の数々にますます腹が立ちます。ジョージの死で、このくだらない人物が一銭たりとも儲けないことを祈ります。いわゆる“ネタ”で得ている報酬は、ジョージが支援していたチャリティ団体に贈られるべきです。」

一方でファディさんはツイッターを更新し、「ジョージの家族は愛情深く、尊敬の念に満ちきちんとした人達です。これ以上言うことはありません」と記している。両者の心境は、ジョージの急死から2か月近く経つ今も複雑だ。

出典：https://twitter.com/fadifawaz
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）