このほどマイケル・ジャクソンの長男プリンスさんが『PEOPLE』の取材に応じ、偉大だった父の教えをこう明かした。

「父には、男とはどうあるべきかを教わりました。そして父とはどういう存在なのかもね。僕も、将来自分の子供達に父の教えを伝えていきたいと思っています。」

また現在、大学のボランティア活動に熱心に取り組んでいるプリンスさんはこうも続けている。

「父も、いつもチャリティに取り組んでいました。その精神を父は僕に、そして僕のきょうだいにも教え込んだのです。つまり、僕はこのような活動をするよう父に育てられたわけです。」
「こんな思い出もあります。父は、僕達を小児病院に連れて行ってくれました。そこにいる子供達は酷く体調が悪かったのに、僕達が行くと部屋がパッと明るくなったんですよ。子供達は、みんなとても喜んでくれました。」

そんな優しい父の影響を受けて育ったプリンスさんは、ボランティアグループ「Heal LA」のトップと対面。そこで思いもよらぬ話が聞けたという。

「そう、父の大ファンで、父にインスパイアされて非営利団体で活動しようと思ったのだと言われました。それで、大学キャンパスでサービス団体のプログラムを開始したそうです。団体の名『Heal LA』は、父の曲『Heal The World』にインスパイアされたもの。父が主に気にしていたのは子供達や飢餓の問題ですが、ホームレス問題についてもとても心配していたのです。」

2013年にはマイケルの母キャサリンさんも「息子はとても謙虚な子でした」と話し、「通りの角で物乞いする人を見かけると、息子は車を停めてポケットに入っているお金を全部差し出していたわ」「300ドルや400ドル、時にはもっとあげていたこともある」と優しいマイケルの行動を回顧していた。酷い誤解を受けバッシングされることもあったマイケルだが、本当は心優しく愛情深い父、そして人を助けたいという思いに溢れる人物だったようだ。

出典：https://www.instagram.com/princejackson
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）