このほど故ポール・ウォーカーの母シェリルさんが、ポールが設立した慈善団体『Reach Out Worldwide』のファンドレイジングにビデオで登場。その中で、ポールのファン、また支援者たちに向け、こう感謝の言葉を述べた。

「皆さんに、こう言いたいと思います。サポートしていただき、どうも有難うございます。」
「私の息子は、皆さんの心の中でしっかりと生き続けています。そしてこの地球上で、こうして働き続けているのです。私には分かるんです…息子は私達を見守っています。」

シェリルさんはポールの死後も気丈に振る舞い、実家に駆けつけ泣き崩れた『ワイルド・スピード』シリーズの主演俳優ヴィン・ディーゼルを抱きしめ「あなたもさぞ辛いでしょう」「こんな風に仲間を失くしてしまったのだから…」と逆に慰めるほどだったという。

愛する息子の突然の事故死―それに大変なショックを受けながらも、変わらず彼を愛し続けるファンの姿に、シェリルさんは“ポールの生きた証”をしっかりと感じているという。また亡き兄に代わって『ワイルド・スピード SKY MISSION』の撮影に参加した弟も、「（兄が遺した団体は）兄の一部のようなもの」「彼を愛し会いたいという気持ちは消えないが、こうやって変わらず兄を支えることはできるのです」と語っている。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）