昨年12月23日、パトリシアさん(39)、ブレンダさん(53)、ミルドレッドさん(46)、アイリーンさん(46)という4人の女性に不幸が訪れた。4人が清掃婦として働いていたゲストハウスが営業中止のためクビになったのだ。
実の母親と子供4人を抱えて暮らす最年長のブレンダさんは、ゲストハウスで11年も働いていた。収入が突然なくなり不安を抱えていた4人だったが、ブレンダさんとアイリーンさんが『カレンダー・ガールズ』を見て、「自分たちにもできるはず。やってみよう!」と立ち上がった。
全裸はないものの伝統的な衣装や大胆に肌を見せるワンピース、シャワーカーテンから姿を見せるセクシーショットなど12枚がカレンダーになった。見とれるほどの美ボディとは言い難いが、彼女たちの心意気は感じられる。ケープタウンらしく、テーブルマウンテンやビーチなどの観光地を背景にすることも忘れていない。
7月のページにアフリカンメイクを披露したパトリシアさんは「撮影は天気にも影響するけど、すべて1週間で撮り終えた」と満足そうだ。2月と12月を担当したブレンダさんは、シャワーカーテンから肩や足をのぞかせる大胆な撮影にそれほど恥じらいはなかったようで、「このような撮影は今まで経験したことがないけれど、リラックスして自由な気分だった」と語っている。
『4タウンシップシスターズ』という名前で作られたカレンダーは150ランド(約1100円)で販売され、ウェブサイト、メールなどで購入申し込みが可能とのこと。売り上げの10パーセントはケープタウンのタウンシップ、フィリッピにある児童施設にも寄付されるという。
出典:http://www.iol.co.za
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)