棺桶の業界も過当競争というこの時代、毎年のように裸の女性が商品である棺に絡みついてポーズをとる、そんなカレンダーを発表している棺桶会社がポーランドにあった。このほど2015年版を発表したが、またしてもセクシーすぎると話題を呼んでいる。
人生の最期に必ずお世話になる棺(ひつぎ)。臨終、納棺、葬儀、埋葬という一連の流れにあくまでも厳粛なものを求める人なら思わず眉をひそめてしまう、そんなカレンダーがヨーロッパで話題になっている。裸の女性が棺に抱き付いたりしながら扇情的な表情を見せるのだ。
この画像は、ポーランドで棺桶を販売している『LINDNER』社の公式HPからのスクリーンショット。“お待たせしました。2015年版のカレンダーが完成です。タイトルは、“Male-Female Relations”。オンライン販売がスタートしました”というわけで、こちらは3月のカレンダーの見本である。月によっては男女が登場したり、女性2人であったり、棺にまたがったりと全裸でもポーズはなかなかワイルド。モノクロだがバストトップがはっきりと見えているものも多い。
同社のオーナーでカレンダーの制作にもあたったズビグニエフ・リンドナー氏は、「これは私の息子のアイデアなのです。神聖さだの尊厳だの、そんなものばかりを追求しても仕方がない。人生の最期に眠るベッドだと考えれば、そこに女性の肌が持つ柔らかさや優雅さを添えても悪くないでしょう」としっかりとしたポリシーがあることを主張する。だが同社のこのヌードカレンダーは、毎年のようにカトリック教会関係者を怒らせてきた。今年もまた、「人の死をもっと厳粛なものとして扱うべきだ」との批判が出ているもようだ。
※ 画像はkalendarzlindner.plのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)