エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】堂本光一「KinKi Kids」の命名に「恥ずかしかった」

KinKi Kidsの2人がバラエティ番組『王様のブランチ』のインタビューを受け、20周年イヤーに絡めて一番強く印象に残ったエピソードについて語った。堂本剛は最初に付けられたグループ名が“KANZAI BOYA”だったことが忘れられないようだ。「もう芸人やん!」と当時のショックを思い出していた。

7月23日の『王様のブランチ』(TBS系)でKinKi Kidsへのインタビューが放送された。堂本剛のすね毛が濃い理由について「昔、寮で長瀬智也に剃られて以来濃くなった」と明かすなどKinKi Kidsらしいエピソードが飛び出す。ジャニーズの寮生活時代に長瀬たちが「濃い方が男らしいやろ」とみんなで謎の“すね毛剃り”が始まり、剛もその巻添いになったという。

インタビュアーから「この20年で一番印象に残っていることは?」と問われると「僕らもともと“KANZAI BOYA”という名前だった」と答える堂本剛。すね毛剃りよりも忘れられない強烈な出来事なのだ。「SMAP兄さんのバックをやらさせてもらっていた」こともありそんな響きの名前がよかったというからそのギャップがよほどショックだったらしい。

しかし、やがてジャニー社長から「名前変えるよ!」と言われ期待を膨らませるも新しい名は“KinKi Kids”。「あんまり変わってなかった」と当時は肩を落としたそうだ。堂本光一も「今となれば聞き慣れましたけど、最初の頃は恥ずかしかったですよ」と共感していた。

そんなKinKi Kidsが7月20日リリースしたニューシングル『薔薇と太陽』は吉井和哉(THE YELLOW MONKEY)が作詞作曲を手掛けている。歌詞に『ガラスの少年』や『愛されるより愛したい』に関連したフレーズもちらつかせる心憎い作品だ。堂本剛は「セクシー、けだるさみたいな感じをどう表したらよいかすごく迷った」堂本光一は「『青空に咲いたよ』というフレーズ1つでも普通に歌っては全然かっこよくない。投げ捨てるような感じで歌い吉井さんらしさを出した」と苦心を明かした。そんな2人が生み出す“KinKi Kids”ならではの世界観は中居正広が「超一流アーティスト」と評したほどだ。当初は恥ずかしかったグループ名も自身の力でここまで揺らがぬものにしたのである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)