堂本剛が『Mステ』にソロ出演して新曲『T & U』をテレビ初披露した。RIZEのベーシスト・KenKenやマボロシのギタリスト・竹内朋康、UZUMAKIのドラムス・DUTTCHなど気心の知れたミュージシャンが堂本剛らしいファンクワールドをばっちりサポートして、圧巻のステージを届けた。
KinKi Kidsの活動とは別にソロアーティストとして2002年にデビューした堂本剛。2005年にENDLICHERI☆ENDLICHERI、2009年に美 我 空(びがく)、2011年にSHAMANIPPON (シャーマニッポン)とソロプロジェクトを立ち上げて様々な世界観を表現してきた。2015年5月20日に出したアルバム『TU』から6月8日にリリースするニューアルバム『Grateful Rebirth』とますますファンク色が強くなっている。
5月27日の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)でタモリから『T & U』について問われた彼は「意味は特にないが“剛とあなた”、皆さまあっての僕という感謝をファンクに込めた。あとはふざけて楽しみましょうという感じですね」という。
堂本剛は『Mステ』でも観客を盛り上げるステージが印象的なポルノグラフィティに続いて、CM明けにトリを務めた。前述の3人に加えブラスセクション、コーラス隊、キーボードからなるバンドが繰り出すサウンドの迫力はまるで別のライブハウスから中継したかのようだ。ベースを弾くKenKenは長髪で目立つ上に、ドコモCM『UFO篇』(2014年)や障害者スポーツ普及映像『Be The HERO』を担当して知名度が高いこともあってか一時はツイッターのトレンドランキングで3位となった。
何より堂本剛のパフォーマンスには驚かされた。それほど存在感のあるバンドを従えてなお引き立つ彼の魅力は「歌が上手い」というだけではない。仲の良いお笑いコンビ・千鳥のノブが彼の平安神宮ライブを観て「くせだらけじゃ」と感想を口にしたというが、ある意味本質をついているのかもしれない。
出典:https://www.instagram.com/kenken_rize
出典:https://twitter.com/UZU_DUTTCH
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)