ベーシストのKenKen(金子賢輔)がまだ幼かった頃に、当時RCサクセションで活躍した“チャボ”こと仲井戸麗市に抱っこされている1枚をツイッターに投稿した。2人は現在、バンドthe dayのメンバーとして一緒に活動している。25年前の運命的な出会いに「奇跡的ですね」、「縁って本当に不思議で素敵なものです」と読者も感激していた。
ロックバンド・the dayは2012年に開催されたRISING SUN ROCK FESTIVALをきっかけに、様々な世代のミュージシャンがメンバーとなり結成された。ベース担当のKenKenがそれを象徴するような1枚を5月9日、『金子 賢輔(kenken_RIZE) ツイッター』で公開して反響を呼んでいる。
彼はまだ4歳頃だろう。母親で歌手の金子マリの姿もある。幼いKenKenを両手でお姫様抱っこしているのはロックバンド・RCサクセションで当時ギターを担当していた仲井戸麗市(チャボ)だ。
現在、チャボは64歳でKenKenは29歳となった。「25年後。この2人がthe dayというバンドを始めます。一緒にフェスに出て、レコーディングもして、ツアーもしてます。音楽って素晴らしいね」というKenKenの言葉が、写真の2人が過ごしてきた日々を想像させる。
the dayは仲井戸麗市(ギター、64歳)、中村達也(ドラムス、50歳)、蔦谷好位置(キーボード、38歳)、KenKen(ベース、29歳)そして前田サラ(サックス、23歳)からなる。ブルースやファンク色の強いサウンドが特徴で、全員がボーカルをとるスタイルなので幅広い表現力を持つ。
オリジナル1stミニアルバム『THE DAY』を5月中旬に発売することが決まっており、YouTubeでそのトレイラー動画を公開中。昨今、耳にするヒット曲には打ち込みによる演奏が多い中で、世代を超えたミュージシャンが刺激しあいながら出す楽器の音が新鮮に聴こえる。
※画像は『twitter.com/kenken_RIZE』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)