エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】KinKi Kids『テレ東音楽祭(2)』のライブに泣く人、拝む人。国分太一「罪な男だよ」

KinKi Kidsの2人が『テレ東音楽祭(2)』に生出演してヒット曲をメドレーで披露した。ステージと観覧席との距離は極めて近く、憧れのKinKi Kidsが目の前に立つと口を手で押さえて涙ぐむ女性ファンも見受けられた。MCの国分太一(TOKIO)も「泣いている子もいましたからね! 罪な男ですよ」と彼らの人気に驚いたほどだ。

KinKi Kidsの堂本光一、堂本剛が6月24日に生放送された『テレ東音楽祭(2)』の会場に姿を現すと、観客から一際大きな歓声があがった。彼らはテレビ東京で歌うのは久しぶりだというが、さすがに緊張した様子もなく落ち着いたものである。

堂本光一は、番組の前半にあったジャニーズコーナーについて「すごく若かりし頃の、気持ち悪い映像が流れてましたけど…まだ、声変わりも終わっていませんでしたからね」と恥ずかしそうにしていた。

一方で、堂本剛は『トーキョーライブ22時』に出演しているのでテレビ東京とは馴染みがある。局のキャラクター・バナナ社員“ナナナ”について「ナナナとは飲み仲間」だと明かし、ナナナがアイドルとしての堂本剛を知らないので「今日は僕がすごい人なんだと伝えようと思う」と意気込んだ。

和やかなトークを終えて、いよいよKinKi Kidsがステージに立つと会場の空気が一変して黄色い声に包まれる。2人の後からバックダンサーとしてジャニーズJr.によるグループ・ふぉ~ゆ~(4U.)が登場するとさらに大きな歓声が沸いた。

この日は、ヒット曲メドレーとして『硝子の少年』『愛されるより愛したい』『フラワー』『薄荷キャンディー』をパフォーマンス。『フラワー』では2人が花道を歩いて観覧客の方へ向かい、剛を目の前にした女性ファンが手で口を押さえながら涙ぐんだ。

さらに『薄荷キャンディー』のイントロが流れると会場のテンションもマックスとなったが、歌が始まると歓声はぴたりと止む。全員が彼らのパフォーマンスに集中しており、胸の前で両手を組んで拝むように彼らの歌に聴き入る女性ファンも複数見受けられた。

KinKi Kidsがステージを終えると、国分太一は「いやー! 泣いている子もいましたからね! 罪な男だよ、ホントに」と唸るようにコメント。また、ナナナは「剛さん、カッコイイですねー! バックで踊ったふぉ~ゆ~も良かった」と感想を語った。堂本光一が「僕は?」と寂しそうにツッコむと、ナナナから「光一さんに早くあいさつをしたかったんです!」と言われ、お互いに「はじめまして」のあいさつを交わしていた。

今回の『テレ東音楽祭(2)』ではジャニーズから、ラストを飾ったTOKIOをはじめ、NEWSや関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP、ジャニーズWESTが出演した。そんななかで、アイドルでありながら一流アーティストのようなパフォーマンスを見せるKinKi Kidsには独特な存在感があった。堂本剛は以前、街中でファンから手を合わせて拝まれることを明かしたが、この日のステージでも観客はそうした気持ちになったようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)