イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】リーアム・ニーソン “熟年アクションスター”を生んだ悲しすぎる妻との死別

仕事に没頭することで悲しみを忘れ、そんな仕事で失敗しないよう「トレーニングにも励んだ」というリーアム。愛妻家だった彼は当時「妻も成功を喜んでくれると思う」と述べていたが、そのまま65歳まで突っ走ってきたのだ。

憂いのある表情、素晴らしい演技力と彼ならではの渋み―どれをとっても完璧な彼を多くのファンが愛し「アクションスターに向いている」「これからもどんどん出てほしい」と望んでいるが、本人は演技に癒しを求め、その時たまたま出た映画の内容ゆえにアクションスターとしても成功したのである。なおリーアムは『007』シリーズのジェームズ・ボンド役を熱心にオファーされたことがあるが、当時婚約中だった亡き妻に「嫌よ」「あの映画に出るなら結婚はしない」と言われ、あっさり諦めたらしい。

リーアムの妻はスキーレッスンの最中に転倒し頭を負傷。その後に脳死状態となり生命維持装置をつけられたものの、かねてから「植物状態になったら延命はしない」と互いに約束してあったとのこと。よって医師団に選択を迫られたリーアムは妻に「愛してる」と伝え、延命措置を中断し妻の望んだ通りに見送ったという。男らしく何事にも屈しないアクションスター像をつくりあげたのは、リーアムの妻に対する深い愛情だったのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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