イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】リーアム・ニーソン、最愛の妻の生命維持装置を外す決断を振り返る。

アイルランド生まれの人気俳優リーアム・ニーソン(61)は、1994年に英女優ナターシャ・リチャードソンと結婚。しかしナターシャはスキーレッスンの最中に頭を打つアクシデントに見舞われ、後に病院で亡くなってしまった。2人の息子を産み支え続けてくれたナターシャの死につき、このほどニーソンは「まだ実感できない」と語った。

2009年のこと、リーアム・ニーソンの妻で女優としても活躍していたナターシャ・リチャードソンはスキーレッスンの最中に転倒し、頭部を負傷。その後しばらく意識もハッキリしていたというが、数時間後に頭痛を訴え脳死状態となり、ほどなくして死亡するという事態になった。まだ45歳だった最愛の妻との別れにつき、このほど『60 Minutes』に出演したニーソンはこう振り返っている。

「僕は、妻が脳死状態だと告げられてね…妻は生命維持装置をつけられていたよ。」
「僕は妻に『愛してる』と伝え、こう言った。『君は回復できない。頭を打ってしまったんだ』って。」

またニーソンは妻と交わしてあった約束につき、こう語っている。

「妻とはこう約束してあったんだ。もしどちらかが植物状態になったら、生命維持装置を外すってね。」
「だから妻の姿を見たとき、すぐにこう思ったんだ。チューブを外してやらなくちゃ。彼女は逝ってしまったんだからって…。」

大変辛い経験をしたニーソンは、「妻の死が現実だとは思えなかった」ともコメント。さらに今もその思いが続いているとも語っている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)