米カリフォルニア州オレンジ郡のある高校で、美術を教える教師が教室で首を吊って自殺した。あまりにもショッキングな出来事に生徒たちは打ちのめされているという。
『losangeles.cbslocal.com』が伝えているところによれば、教室で教師が首を吊って自殺したのはカリフォルニア州オレンジ郡のプラセンシアにある「エルドラド高校」。亡くなったのはジリアン・ジェーコブソンさんという31歳の女性教師であった。現地の2日朝8時40分ごろ、ある教室の前を通りかかった生徒がその様子に気づき、隣の教室の教諭に助けを求め、一緒にジェーコブソンさんの体を床に下ろした。その教室は1限目からずっと鍵が掛かっていたという。
911コールによりプラセンシア署の警察官とオレンジ郡消防局の救急隊員が駆け付けたが、すでにジェーコブソンさんは心肺停止の状態で、その後に死亡が確認された。今のところ自殺とみられているが、遺書は見つかっていない。11時に体育館で緊急集会が開かれて生徒や職員に事実が告げられ、生徒たちは下校。ショックは非常に大きいもようだが、教育委員会は臨時の教員を手配し、翌日には通常通り授業を行うと発表している。ジェーコブソンさんはエルドラド高校で8年前から芸術・写真のクラスを受け持っていた。
※ 画像はlosangeles.cbslocal.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)