イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】マドンナの苦労を重ねた若き日々。「レイプされたこともある」と人気誌に寄稿。

御年55歳、押しも押されもせぬトップミュージシャンのひとりとして国際的人気を誇るマドンナも、駆け出しの頃には苦労が絶えず酷い目にあったこともあるという。そんなマドンナがこのほど人気誌『ハーパース・バザー』にエッセーを寄稿、その中で背筋がゾッとするような過去のレイプ体験まで明かしていたことが分かった。

1979年より活動をスタートした歌手マドンナ。大きな夢と野望を胸に都会へやって来た彼女だが、当時は何度も危険な目に遭い、ナイフで脅された挙句にレイプ行為を受けるという屈辱的な経験までしたという。そのおぞましい体験を、マドンナは人気誌『ハーパース・バザー』最新号に寄せたエッセーでこう綴っている。

「ニューヨークは私の思い描いていた場所ではなかった。両手を広げて私を歓迎してくれたわけでもなかったわ。」
「最初の年に、私は銃で脅された。背中にナイフを押し当てられ、ビルの屋上まで引きずって行かれたの。そこでレイプされてしまった。アパートに不法侵入されたことも3回ある。どうしてかしらね、だって1回目にラジオを盗まれて以降、価値のあるものなんてもう何も残っていなかったんだから。」

このような経験で「ものすごく怖い思いをした」というマドンナだが、その後苦労の末に大ブレイク。今や巨額の富、名声、才能、さらには4人の子を持つスーパーウーマンとして世界中のファンに支持されている。そんな今の状況を、マドンナはこのように記した。

「もう何年も経って、今私はここにいる。離婚を経て、ニューヨークで暮らしているのよ。4人の素晴らしい子供たちまでいるわ。」
「今の私には、大胆でいることが普通の状態なの。」

マドンナは子供たちに対しても、「既成概念にとらわれずに物事を考えなさい」、「色々なことをする道をあえて選びなさい」と日々教えているという。自由で大胆、それでいて異端者として排除されるどころか世界中の音楽ファンに崇拝されているマドンナだが、そんな母を持つ子供たちも、やはりクリエイティブな大人に成長していくのだろう。恵まれた環境で育つ子供たちだが、並々ならぬ苦労を経て這い上がってきた母から強く生きる術をしっかりと学んでいるはずだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)