イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】マイリー・サイラス、「子役になんかなるもんじゃない」とキッパリ。

幼くしてショービズデビュー。その後TVドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』に主演し一躍ティーンアイドルとなったマイリー・サイラスも、すでにハタチである。最近はその奇抜なファッション、髪型、マリファナ吸引などが話題になり“新スキャンダル女王”の座に君臨しているが、そんなマイリーには「子役として華々しくデビューしたい!」と夢を見る子供たちに言いたいことがあるようだ。

大胆なイメチェンにより、かつてのガーリーなイメージがまったく無くなってしまったマイリー・サイラス。ついには先日の『MTV/ビデオ・ミュージック・アワード(VMA)』授賞式で過激に腰振りダンスを披露、男性歌手の股間にお尻を擦り付けるなどの行為にも出て「いい加減にしろ」と大バッシングを浴びてしまった。

そんな渦中のマイリーが『NOTION』誌9月号のインタビューに応じ、その中で子役デビューを目指す子供たちへの思いをこのように述べている。

「“子役デビューしたい子たちには、どんなアドバイスをしたい?”ってよく聞かれるの。アタシはこんな風に答えるわ。“子役になんかなっちゃダメ。子供時代を満喫しなきゃ”ってね。」

この考え方について、マイリーはこう説明を付け加えている。

「みんなは知らないだろうけど、たくさんの責任を(子役なのに)背負ってしまうことになるの。会社全体を背負っちゃうくらいにね。でも子供は、あれこれ失敗するものよ。」
「それなのに失敗しようものなら、会社の社長が大量に苦情を受けることになる。結局、子役が責められることになっちゃうのよ。」

そう語るマイリーは、「子供なのに、会社の顔として私生活の全責任を負わなくちゃならないなんて変」とも述べ、ショービズキッズの直面する厳しい現実を危惧している。

これまでもドラッグ問題を含む私生活のあれこれを報じられ、批判を浴びてきたマイリー。ショービズの酸いも甘いも知っているだけにそのアドバイスには重みが感じられるが、「どうしても子役になりたい!」、「自分の子供をセレブにしたい!」と考える人はやはりあとを絶たない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)