モーニング娘。の道重さゆみがバラエティ番組「ロンドンハーツ」で毒舌王、有吉弘行から「所詮子ども」と評価されてセックスの話に触れられた。予期せぬ展開に道重はしばらく言葉を出せない状態となった。

道重さゆみがバラエティ番組への進出に弾みをつけたのは「ロンドンハーツ」と言っても過言ではない。彼女が先輩芸能人に対して繰り出す、歯に衣着せぬトークが番組の主旨と一致して欠かせぬ存在となったのだ。
3月8日に放送された『有吉VS10人の女たち』では「人としてなってない女」として有吉弘行が格付けを行った。
道重さゆみは8位とされ、意外にも最悪の評価は免れた。しかし有吉が格付けした理由を明かすと道重の表情が一変したのだ。

有吉は道重のパフォーマンスを「まだ所詮子どもなんですよ。反抗期のようなもので人を斬れる状態でもない」とバッサリ斬った。
そして、MCのロンブー淳から年齢を聞かれ「21歳です」と答えた道重に有吉がさらに毒を吐いたのだ。
「じゃあ、セックスの話はもうできるようになりましたか？」
それに対して無言で首を横に振り否定する道重。有吉がさらに「できないんですよね？」と問い詰めると、彼女はコクリとうなずくだけだった。
「じゃあ、黙っておきましょう！」と言われた道重は、悔しそうな顔で「それ言われたら何も言い返せない」とようやく口を開いたのである。

だが、道重さゆみはこれで吹っ切れてトークにキレが戻ったのだ。
有吉が『自分のことをカワイイ』と公言する道重の態度は「NON STYLEの井上のギャグと同レベル」と評した。
道重はそれに対して「ギャグじゃない」と否定して「本当の気持ちを人に伝えたいんです」と真意を話したのである。
ロンブー淳から「じゃあ、AKBの中だったら何位かな？」と尋ねられて、彼女は「リアルに選挙したら1位と思います」と即答してみせた。
さらに道重は「AKBはカワイイし好きだけど」としながらも「一人ひとりを見たら私が一番イイ味出している」と自信をのぞかせたのである。

最近ではそのAKB48もバラエティ番組できわどい本音トークを聞かせてくれるのだが、そのようにバラエティ番組でアイドルが話せる土台を築いたのは道重さゆみなのだ。
道重のブログには今回の発言に対してAKBファンからの厳しいコメントも見られるが、多くはロンハーで唯一現役アイドルとして頑張る彼女を応援するコメントだった。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）