アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】W杯の成功を祈って。”5分間だけ”ある騒音にあふれた国。(南ア)

南アフリカチーム『バファナ・バファナ』を激励するため、お昼の12時から5分間だけ”ブブジラ”を鳴らそうとラジオなどで呼びかけが行われた。また、ヨハネスブルグでは『バファナ・バファナ』のパレードが行われ、多くの人々が集まった。しかし、”ブブジラ”とは一体どんな楽器なのか。この場を借りてその南アフリカ名物をご紹介しよう。W杯を観戦する際の豆知識になるかもしれない。

ラジオでは「バファナ・バファナの激励と、ワールドカップの成功を祈って、12時から5分間だけブブジラを吹き続けよう」と呼びかけた。ブブジラは南アフリカ名物の非常にうるさいラッパで、その音は芝刈機に匹敵するほどだ。昼12時、郊外ではあまり聞こえなかったが、街中では車のドライバーに向かって鳴らすほど興奮した人々で溢れていた。

また、ヨハネスブルグでは『バファナ・バファナ』のパレードが行われ、多くの人々が道やビルの屋上、仕事場の窓から選手に手を振っていた。『バファナ・バファナ』は、金曜日のワールドカップ開会式後にメキシコと試合をすることになっている。今年に入ってからは親善試合で無敵を誇り、チームとしてまとまっている南アチームに期待する国民が多くなっている。

南アフリカでは、多くの車が国旗をなびかせて走っている。南アフリカの国旗と自身が応援する国の国旗をアンテナにくくりつけたり、サイドミラーカバーを南アフリカの国旗で覆っていたりする。これらは路上で売られており、国旗は20ランド、サイドミラーカバーは50ランドだが、交渉次第でディスカウントしてもらえる。ただし買うそぶりを見せると、多くの路上販売者が群れてくることもあるので買い物は速やかに行ったほうがよい。

ネルソン・マンデラの娘も今日のインタビューで「マンデラ氏はワールドカップ開催に興奮している。」と、開会式参加に意欲的な様子を伝えてくれた。

ちなみに開会式当日のヨハネスブルグの天気は現地の予報では雨。季節が冬なので朝晩の冷え込みが激しく、雨も多いので、できれば1月の夏に行ってほしかった。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)