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センチュリー、USB3.0搭載PCI Expressインターフェイスカードを発売

PCI Expressインタフェースの真骨頂は、高性能グラボとUSB3.0インタフェースで決まりのようだ。
センチュリーは、次世代インターフェイスUSB3.0を2ポート搭載し、PCI Express×1接続のインターフェイスカード「CIF-USB3P2」(価格:オープンプライス 参考価格4,980円(税込))を12月12日(予定)より発売する。

新規格「USB3.0」搭載により、速度は最大5Gbpsとなる。すでに対応製品(ハードディスクなど)も発売されており、組み合わせて使うことによって、PC全体の足回り向上に貢献する。

USB3.0ホストコントローラーにはNEC Electronics社の「μPD720200」を採用。USB2.0/1.1との互換性があるため、既に持っているUSB2.0/1.1デバイスをそのまま使用できる。

対応OSは、Windows7(64bit/32bit)、Windows Vista(64bit/32bit)、Windows XP(32bit)となっている。

やはり最高なのは、内蔵HDDをSATA3、外付けHDDをUSB3.0にアップグレードし、爆速転送を実現することだろう。そのほか今後登場が期待できるUSB3.0デバイスとして、USB接続サブモニタがある。

グラボのアップグレードなしで、マルチモニタ環境が手に入る可能性がある。

USB3.0は登場したばかりであり、新取の気概のある自作系ユーザーがどういった改善を施すかで、今後の方向性が決まっていくだろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)