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南アフリカのプレトリア国立動物園で、ニシローランドゴリラの歯科治療が行われた。人間の歯周病治療はたいてい歯科医一人で行われるが、ゴリラの場合は専門家がチームを組んで、万全の状態で実施された。南アフリカのニュースメディア『IOL』などが伝えている。
12月6日、南アフリカにあるプレトリア国立動物園の歯科治療室に、巨大な患者が現れた。それは23歳で体重180キロを超える、オスのニシローランドゴリラ“ビンガ(Binga)”だ。
同動物園では、動物たちが最良の健康状態でいられるように毎年健康診断を実施している。同動物園に所属する獣医師のアグスティナ・フィッテ博士(Agustina Fitte)によると、野生動物は通常、仲間や捕食者に弱っていると気付かれないようにするため、体調不良を表に出さないそうだ。そのため、動物たちの健康診断は不可欠だ。そして今年の健康診断で、ビンガの右下あご側に歯周病が見つかった。
ビンガの歯周病治療は抜歯が必要であり、全身麻酔で行うことになった。ゴリラを2時間以上麻酔下に置くことは危険であるため、同動物園はプレトリア大学と提携した。チームはフィッテ博士を中心に、