健康診断中に看護師の手を握って不安に耐えるゴリラの姿を捉えた写真が話題を呼んでいる。体重180キロを超える大きな体を持つゴリラだが、やはり病院という場所に良いイメージがないのか不安を抱えていたようだ。ゴリラの意外な一面を見た人からは「ゴリラも私たちと同じ感情を抱くんだね」などのコメントが届いていることを『LADbible』などが伝えた。

米ニューヨーク州のバッファロー動物園で飼育されているニシローランドゴリラ“コーガ（Koga、34）”は先日、年2回の健康診断を受けることになった。今回は歯や目、筋肉、関節、心臓などのチェックを行い、コーガに心臓病の危険がないかどうか確かめるものだった。

検査はコーガを眠らせて行うが、体重400ポンド（約181キロ）もあるコーガの検査をスムーズに行うためには大きなチームが必要となる。麻酔で眠らせているとはいえコーガが目を覚ませば人間に危害を加える可能性もあり、検査を行う獣医や看護師らには緊張が走るという。

検査中は気を抜かないように張り詰めた空気が漂っていたが、