動物園の飼育員が、世話をして4年になるオスのゴリラに赤ちゃんを初めて紹介する動画が拡散している。動画は約1週間で再生回数が3190万回を超えており、ガラス越しの対面は多くの人の心を和ませ愛を届けている。『People.com』などが伝えた。
米テキサス州のダラス動物園で飼育員として働くメアリー・ケイト・フィンドレーさん(Mary Kate Findley)は先月下旬、生後2か月のオリビアちゃんをオスのゴリラ“ジューバ(Juba、20)”に初めて紹介した。
ジューバは背中が銀色のシルバーバックで、人間で言うとちょうど30歳くらい。2児の父であり、3頭のオスと一緒に飼育舎で暮らしている。オスのゴリラは大きいもので体重が200キロに達すると言われるが、ジューバもかなりの逞しさで、メアリーさんを見つけると遠くから近寄ってきたという。
動画では最初、ジューバはガラス越しに背を向けて座っており、その後ゆっくりと体の向きを変えるとメアリーさんやオリビアちゃんをじっと見つめている。
ガラスのリフレクションでジューバの表情をはっきりと見ることはできないが、小さな赤ちゃんに興味津々なのはよく分かり、マスクを取ったメアリーさんのことをしっかり認識できているようだ。
なおこの動画は動物園のFacebookなどでも紹介され、