海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】約210kgのゴリラをヘリコプターで動物園から病院へ輸送「彼の健康が一番大切」(南ア)<動画あり>

南アフリカの動物園のゴリラが、鼻にできた腫瘍を検査するために40マイル(約64km)離れた病院までヘリコプターで輸送され、CTスキャンを用いた精密検査を行ったという。『SABC News』『Sky News』などが伝えている。

34歳になる雄のニシローランドゴリラの“マココウ(Makokou)”は、南アフリカ共和国北東部のヨハネスブルグ動物園(Johannesburg Zoo)で飼育されている。マココウは先月から慢性的な鼻水に苦しみ、薬も効かず、体調不良が続いていた。

これを心配した動物園のスタッフがレントゲン検査、血液検査、心電図検査、心臓エコー検査など多岐に渡って精密な検査を行ったところ、鼻腔にポリープを発見した。ポリープの病理組織検査を行った結果、マココウは鼻腔で大きくなった炎症性ポリープを伴う慢性鼻炎と診断された。このポリープの進行具合を調べるため、手術も視野に入れてCTスキャンが必要になった。

マココウの体重は約210kgもあり、一般的なCTスキャンではマココウが大き過ぎて対応できなかった。マココウの体重にも耐えられるCTスキャンを持つ一番近い病院は40マイル(約64km)離れていたので、ヘリコプターで輸送する必要があった。

安全にマココウを輸送するため、獣医学、動物搬送、航空の専門家という8名のチームが発足された。ヘリコプターを使用するということやロックダウンによる制限がある中で、

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