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writer : ac

【海外発!Breaking News】皮膚がんのライオン、一般病院で放射線治療受ける(南ア)

南アフリカの動物園で飼育されているライオンが皮膚がんと診断され、病院で放射線治療を受けた。南アフリカでは動物専用の治療施設がないため、体重260キロもあるライオンは麻酔をかけられ、一般の私立病院に運ばれたという。『News24』などが伝えている。

今月7日、ハウテン州ミッドランドにある「ローリー・パーク動物園」のオスライオン“ケイオス(Chaos、16歳)”が皮膚がんの放射線治療を受けた。ケイオスは数週間前に鼻の上に病変が確認され、生検の結果皮膚がんと診断されていた。

ケイオスが治療を受けたのはハウテン州プレトリアの私立病院「ムエルメッド・メディクリニック(Muelmed Mediclinic)」で、動物園から約40キロのところにある。クリニックは動物の治療を行うことができる施設として登録されているが、ケイオスは一般患者の妨げにならないように病院の裏口から運ばれたそうだ。

ケイオスの飼育員カラ・ヘイニスさんは「動物園で病院への搬送の準備を始めたのは朝の10時半でした。放射線治療は5分間で、午後1時15分には園舎に戻ることができました」と明かしており、治療は非常にスムーズだったもよう。病院では5人の放射線療法士と放射線腫瘍医1人のチームが編成され、ケイオスには今後1か月で計3回の放射線治療が予定されている。

カラさんは「治療後は眠そうにしていましたが、体調はとても良いようです。ケイオスは16年前、生後数日で動物園にやってきました。治療費は決して安くはありませんが、ケイオスのためならどんなことでもしますよ。我が子同然ですからね」と語っている。現在ケイオスは、

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