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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】ライオンの檻で死亡した飼い主 その後警察が2頭を射殺(チェコ)

野生動物をペットとして飼うには、それなりの飼育法と知識を持っていなければならないだろう。このほどチェコから、ペットとして可愛がっていたライオンによって命を落とした男性の一報が飛び込んできた。『Fox News』『BBC News』などが伝えている。

チェコ共和国の東部に位置するズジェホフで今月5日、雄と雌のライオンを飼っていたミハエル・プラシルさん(Michal Prasil、33)が死亡した。雄ライオンの檻の中で、裂傷を負った状態で亡くなっているミハエルさんを父親が発見したという。事故当時、雌は雄とは別の檻に入れられていたそうだ。

通報を受けて駆けつけた警察官によると、檻の鍵が内側から閉められていたことからミハエルさんはライオンに襲われて死亡したとみているとのことだ。しかしながらミハエルさんのFacebookには、ライオンと愛情たっぷりに戯れている写真や動画が数多く投稿されていた。

そこには、9歳になる大きな雄ライオンが猫のようにミハエルさんに甘える姿などが見られる。なおチェコ共和国では、法的な抜け穴を利用して250頭以上もの大型の猫科動物が個人宅で飼われているという。

ミハエルさんは2016年に雄ライオンを購入し、ペットとして可愛がってきた。そして繁殖を試みるため昨年、雌ライオンも飼い始めた。裏庭に大きな自家製の檻を設け、そこでライオンを自由に遊ばせていた。

しかしミハエルさんは、地方自治体からライオンを違法に繁殖させようとしているとみなされ罰金が科せられていた。また檻の設置に関しても許可が得られておらず、

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