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writer : ac

【海外発!Breaking News】事故で孤児になったオポッサム、ぬいぐるみが母代わりになりすくすく成長(米)<動画あり>

次のような説明が添えられていた。

「ぬいぐるみが母親の代わりを果たしてくれるでしょう。それにきっと死んだ母オポッサムも、赤ちゃんたちが無事に大切に世話をされていることを知れば安心するでしょう。」

成体と同じ大きさのオポッサムのぬいぐるみにしがみつく6匹の赤ちゃん。ぬいぐるみが母の代わりになった(『Newhouse Wildlife Rescue Facebook「Cute story by The Dodo on some of the opossums we saved」』より)

なお、オポッサムはお腹にカンガルーのような袋を持つ有袋類で、赤ちゃんは生まれてからしばらくは母親の育児嚢で育ち、その後は母の背中にしがみついて移動する。そのため、赤ちゃんの成長にはぬいぐるみが重要な役割を果たしたと考えられており、NWRは9月17日、保護した頃とそれから2か月弱が経過した赤ちゃんの2枚の写真を並べてFacebookに投稿し、次のように綴った。

「多くの人はこのぬいぐるみを『ただの綿の塊』と言うでしょう。でも赤ちゃんオポッサムにとって、あのぬいぐるみは全てだったのよ!」

保護した頃(上)と2か月弱が経過したオポッサムの赤ちゃん(下)。スタッフのケアはもちろん、ぬいぐるみが重要な役割を果たした(『Newhouse Wildlife Rescue Facebook「Before and After」』より)

ちなみにオポッサムは、生後3か月頃になると小型のネズミほどの大きさに成長し、母の袋の外で過ごす時間が長くなるという。そして生後半年ほどで自立する。NWRは、先月30日に成長したオポッサムの写真を公開し、「この子たちがひとり立ちできる頃には本格的な冬が到来し、野生に慣れる時間がない。だから春になったら野生に放つ予定よ」と報告した。

先月30日に投稿されたオポッサム(右)。独り立ちできる頃には本格的な冬が到来するため、春になったら野生に放つ予定だという(『Newhouse Wildlife Rescue Facebook「I know we’ve been talking about beavers and foxes a lot lately,」』より)

また、オポッサムの成長を見守ってきたフォロワーからは、「母を亡くしたことは残念だけど、こうして愛されて育っていることに感謝」「第二の人生を与えてくれてありがとう」「この子たちが冬をあなたと一緒に過ごし、春に元気に旅立つことを祈っているわ」といったコメントが寄せられていた。

画像は『The Dodo 「Litter Of Miracle Babies Have No Idea Their ‘Mommy’ Isn’t Real」(Facebook/Newhouse Wildlife Rescue)』『Newhouse Wildlife Rescue Facebook「Cute story by The Dodo on some of the opossums we saved」「Before and After」「I know we’ve been talking about beavers and foxes a lot lately,」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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