フィリピン、セブ島のビーチに最近、大量のイワシが押し寄せ、浅瀬には興奮した地元民や観光客が網や袋を手にして集まった。当時の様子を捉えた動画とともに、米ニュースメディア『USA Today』などが伝えた。
ダイバーの聖地とも呼ばれるセブ島のモアルボアルは、海中で数百万匹のイワシ(サーディン)が一斉に泳ぐ「サーディンラン」が見られたり、ウミガメと一緒に泳げることで知られている。
そんなモアルボアルのパナグサマビーチ(Panagsama)の浅瀬にイワシの大群が押し寄せ、当時のビーチの様子を捉えた動画がSNSで注目された。
先月初め、たまたま家族でプライベートビーチに来ていたフレデリックさん(Frederick)は、膝ほどの浅瀬に集まる小さなイワシの群れを見て大騒ぎし、当時のことをこう述べた。
「あんなに大群が押し寄せるなんて本当に驚いたよ。面白いことに、みんなが海の恵みを楽しもうと夢中になっていたね。」
当時の動画では、家族らがイワシをザルですくったり、まるでイワシのお風呂に入っているかのようにして遊んでいたり、イワシに埋もれるように浅瀬で寝ころんだりする姿が映っており、