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writer : ac

【海外発!Breaking News】大型犬「アメリカンブリーXL」に襲撃され、200か所に傷 豊胸インプラントを引き裂かれそうになった女性(英)

ジュジュは規制前の昨年12月、元飼い主が「もう世話ができない」と飼育放棄したところを引き取ったという。

チャーリーさんはジュジュの5人目の飼い主になるそうで、「以前の飼い主に虐待などを受けていたのかについては分からない」と述べつつも、次のように続けた。

「私はジュジュに一目惚れしたの。それで自宅から270キロほど離れたウェスト・ヨークシャー州ブラッドフォードまでわざわざ引き取りにいったのよ。」

「そしてジュジュがやって来てからというもの、ペットのチワワ、ウサギ、ハムスター、アナコンダには近づけないように注意していたわ。」

それでもチャーリーさんがアパートに一人でいた先月9日の夜、タイタンにけんかを仕掛けたジュジュは“闘犬”のスイッチが入ってしまったのか、止めに入ったチャーリーさんに襲い掛かったのだった。

チャーリーさんは、当時のことを次のように振り返る。

「私を襲ったジュジュの目は、『こいつを痛い目にあわせてやる』という凄まじい執念で溢れていたわ。タイタンが私を守ろうと間に入ってくれたけど、私はジュジュに床に押さえつけられ、左胸を噛まれるとまるで綱引きをするかのように引っ張られたの。」

「ジュジュが私の上に乗ってきた時、剥き出した歯が私の人工歯(べニア)になんどもぶつかるのを感じたわ。私が顔を噛まれないで済んだのは、自分の腕をジュジュの口の中に突っ込んだからなのよ。」

ジュジュがけんかを仕掛けたアメリカンブリーXLのミックス犬、タイタン。ジュジュに襲われたチャーリーさんを助けようとしたという(『The Sun 「BRUTAL ATTACK ‘I was trapped!’ recalls woman, 28, savaged by XL Bully that ‘played tug of war’ with breast implants leaving 200 wounds」(Credit: East Anglia News Service)』より)

チャーリーさんはその後、騒ぎを聞きつけた隣人の助けで、1階のバスルームの窓からはしごを使って逃げ出した。そして午後11時45分、通報を受けて駆けつけた消防隊によってノーフォーク・アンド・ノリッジ大学病院に搬送された。

現場は当時血だらけで、チャーリーさんの祖父母がアパートを掃除するのに80時間もかかったという。また、ジュジュが噛みつき引っ張ったチャーリーさんの胸のインプラントはなんとか無事だったものの、片腕は組織、神経、筋肉に損傷を受け、今でも自由に動かすことができないそうだ。

この一件後、ジュジュは安楽死されたが、チャーリーさんは「どんな犬種でも人を襲うことはある。タイタンは私の命を救ってくれた。私はアメリカンブリーXLをサポートし続ける」と主張しており、タイタンは当局に捕獲されたものの処分は保留中ということだ。

当局に捕獲されたタイタン。チャーリーさんは「タイタンは私の命を救ってくれた」と主張しており、処分は保留中ということだ(『The Sun 「BRUTAL ATTACK ‘I was trapped!’ recalls woman, 28, savaged by XL Bully that ‘played tug of war’ with breast implants leaving 200 wounds」(Credit: East Anglia News Service)』より)

ちなみに昨年1月にはアメリカで、自転車に乗っていた11歳男児が放し飼いにされていたピットブル3頭に襲われて重傷を負った。男児は頭皮の70%を失ったほか、右耳のほとんどを食いちぎられており、脚には大きな穴が2か所開いていたという。

画像は『The Sun 「BRUTAL ATTACK ‘I was trapped!’ recalls woman, 28, savaged by XL Bully that ‘played tug of war’ with breast implants leaving 200 wounds」(Credit: East Anglia News Service)』『New York Post 「Georgia boy severely injured after being pulled off bike, attacked by pit bulls」(Ericka Gilstrap)』『Baby JJ and family TikTok「Please watch like and share!」』『Fox News 「Dogs that fatally mauled Tennessee toddlers, injured mom were never violent, friend says」(Facebook)』『GoFundMe 「Funds towards beautiful Bella-Rae Birch send off」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

米ジョージア州で今年1月、放し飼いにされていたピットブル3頭に襲われて重傷を負った男児。母親は「こんな思いをするのは私だけでたくさんよ!」と嘆いていた(『New York Post 「Georgia boy severely injured after being pulled off bike, attacked by pit bulls」(Ericka Gilstrap)』より)

米オクラホマ州で2022年2月、近所のピットブルに襲われ重傷を負った男児。約3か月半入院し、これまでに顔面形成を含む12回の手術を受けたという。父親は「危険種の犬に対する規制が強化されることを願っている」と語っていた(『Baby JJ and family TikTok「Please watch like and share!」』より)

米テネシー州のある家で2022年10月、飼っていたピットブル2頭が2歳の女児と生後5か月の男児を襲う。姉弟は死亡し、2頭は事故の翌日に安楽死された(『Fox News 「Dogs that fatally mauled Tennessee toddlers, injured mom were never violent, friend says」(Facebook)』より)

英マージサイトで2022年3月、1歳5か月の女児が飼い犬に襲われた。一家が犬を飼い始めたのは1週間前のことで、イギリスで所有が禁止されているアメリカン・ピット・ブル・テリアの可能性が報じられていた(『GoFundMe 「Funds towards beautiful Bella-Rae Birch send off」』より)

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