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writer : hanako

【海外発!Breaking News】「ずっとお尻のニオイを嗅いでいた」 飼い主の肛門がんを愛犬が知らせる(英)

家庭医(GP)を訪れたリンジーさんは、のちに婦人科専門医の診察を受けることになった。

だが医師からは「しこりは後ろから前へ向かっているため、婦人科疾患ではありません」と告げられ、詳しい検査を受けた結果、肛門がんであることが判明した。

「大腸肛門病専門医の診察の結果、肛門がんで膣壁、膣の筋肉、鼠径部のリンパ節に転移していることが判明しました。その事実を知った私は家に帰ってからも少し混乱していて一日中、泣き続けました。でもその夜は久しぶりにぐっすり眠れたんです。きっと病名が分かって安心したのかも知れません。翌朝、目が覚めた私は『がんと闘うんだ。そして打ち勝つんだ!』と心に誓いました。」

ブライアンのおかげで肛門がんが発覚したリンジーさん。医師に告知された翌日、がんと闘うことを心に誓ったという(画像は『The Sun 2023年11月9日付「GRAN’S BEST FRIEND Mortified gran who had to constantly shoo ‘pestering pooch’ Brian credits his bum sniffing with saving her life」(Credit: Kennedy News)』のスクリーンショット)

そのように語ったリンジーさんは、これまでジェソップ病院(Jessop Hospital)で数回にわたり化学療法と放射線療法を受けており、今月から再び化学療法を開始する予定だという。

ストーマバッグを装着しながら治療を受けているリンジーさん。今月からは再び化学療法を開始する予定だ(画像は『The Sun 2023年11月9日付「GRAN’S BEST FRIEND Mortified gran who had to constantly shoo ‘pestering pooch’ Brian credits his bum sniffing with saving her life」(Credit: Kennedy News)』のスクリーンショット)

そんなリンジーさんのそばにはいつもブライアンが寄り添っているそうで、彼女は現在の闘病生活についてこう語っている。

「ブライアンが異変を知らせてくれたおかげで、私は救われました。ブライアンはいつも私のそばにきて、まるで『助けるからね』とでも言うように、私の肩に頭をのせてくるのです。ブライアンは私にとってセラピー犬であり、小さなスーパーヒーローです。この種のがんは痛みが強く、たとえるならグレープフルーツをお尻に半分突っ込んで残りを出しておくような感じです。あまりに痛みが強いので、座る時は身体を傾けなければならないし、ベッドで仰向けに寝ることもできません。それに腫瘍が大きくてトイレにも行けないので、ストーマバッグ(人工肛門から排泄物を受け止めるための袋)をつけなければなりません。今は痛くて歩くのも一苦労ですが、私は挫けません。もしお尻にしこりを見つけたり、出血したり、何か違和感があった時には恥ずかしがらずに病院で検査してもらってください。そんな場所にがんができるなんて知らなかった…と話す人がたくさんいるのですから。」

画像は『The Sun 2023年11月9日付「GRAN’S BEST FRIEND Mortified gran who had to constantly shoo ‘pestering pooch’ Brian credits his bum sniffing with saving her life」(Credit: Kennedy News)』『The Mirror 2022年3月1日付「Woman credits chihuahua for saving her life after the dog jumped on her stomach」(Image: Craig Connor/ChronicleLive)』『Anna Neary 2022年1月3日付Facebook「So long story short this beaut saves my life my harvey in 2018」』『Metro 2021年11月23日付「Woman says three-legged rescue dog ‘saved her’ back by finding aggressive cancer」(Picture: Karen Ethier / SWNS)』『Brittany Welsh 2022年11月18日付TikTok「Crying」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

英タイン・アンド・ウィア在住の女性は2020年のクリスマス前、愛犬のチワワがじっと見て視線を外さないことに気付いた。そしてチワワが胃の上に飛び乗ってかなりの痛みを感じ、病院に行ったところ、低異型度漿液性がんが発覚したという(画像は『The Mirror 2022年3月1日付「Woman credits chihuahua for saving her life after the dog jumped on her stomach」(Image: Craig Connor/ChronicleLive)』のスクリーンショット)

英ウェスト・ヨークシャー州在住の女性は、2018年にステージ3の乳がんが発覚した。きっかけは飼っているラブラドール・レトリバーが鼻を押し当てられ続けたことだった(画像は『Anna Neary 2022年1月3日付Facebook「So long story short this beaut saves my life my harvey in 2018」』のスクリーンショット)

英グロスターシャー州在住の女性は2020年、飼っている愛犬が頭や鼻を胸にぶつけたりし始め、診察を受けたところステージ3の乳がんであることが明らかになった(画像は『Metro 2021年11月23日付「Woman says three-legged rescue dog ‘saved her’ back by finding aggressive cancer」(Picture: Karen Ethier / SWNS)』のスクリーンショット)

米ミズーリ州に住む妊娠中の女性は2022年、飼っているゴールデンレトリバーが大きなお腹に鼻を近づけてクンクンと匂いを嗅いでいることに気付いた。気になった女性が病院に行くと「尿路感染症」に罹っていることが判明したという(画像は『Brittany Welsh 2022年11月18日付TikTok「Crying」』のスクリーンショット)

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