優れた嗅覚を活かして「がん探知犬」「低血糖(糖尿病)アラート犬」などとして活躍する犬もいるが、特別な訓練をしなくても飼い主の異変を察知することがあるようだ。アメリカに住む30歳の女性が先月、愛犬が病気を教えてくれた経験をTikTokでシェアしたところ、同じような体験談が多数寄せられて注目を集めた。『7NEWS Australia』などが伝えている。
米ミズーリ州に住むブリタニー・ウェルシュさん(Brittany Welsh、30)が先月15日、飼い犬の動画をTikTokに投稿したところ、注目を集めた。
ブリタニーさんが飼っているのはオスのゴールデンレトリバー“チャーリー(Charlie)”で、「妊娠8か月のことだったわ。チャーリーが私に『どこか体に異常があるようだよ』と伝えようとしていたの。私はその時、気付かなかったけどね」と当時のことを振り返る。
動画では、チャーリーがブリタニーさんの大きなお腹に鼻を近づけてクンクンと匂いを嗅ぎ、脚にまとわりついて離れずにいる姿があり、椅子に座るブリタニーさんの脚の下に何度も体を入れて脚を持ち上げている。
ブリタニーさんは「いつものチャーリーとは違うけど、どうしたのかしら」と不思議に思いながらもその後、「もしかしたらあれはチャーリーからの警告なのかもしれない」と思うような体のだるさに襲われ、病院に直行した。
そして検査の結果、