人間同士にも相性があるように、ペットと人間の間にも強い絆が生まれることは珍しくない。このたびアメリカから、がんを患う男性にピタリと寄り添うネコの話題が飛び込んできた。まだ出会って2か月という男性とネコだが“ベストフレンド”であり、何をするにも一緒だという。
米フロリダ州で暮らしていたケリー・ニュージェントさん(Kelly Nugent)は今から2か月前、ニューヨークに住む父親のもとに2匹の飼い猫とともに移り住んだ。ケリーさんの父は数か月前に骨髄のがんと診断され、1人で日常生活を送るのが難しくなっていたためだった。
そんな父親想いのケリーさんが『The Dodo』のインタビューに応じ、父と飼い猫との新しい生活について語った。
ケリーさんは「ニューヨーク到着後、2匹のスコティッシュ・フォールドのうちの“スイート・ポテト(Sweet Potato)”は、あっという間に新しい環境に慣れたの。そして父のそばを離れなかったわ。スイート・ポテトは人が大好きなオスで、ネコというよりもイヌのような性格なの。地球上で最も優しいネコなのよ。一方で私の父は動物は大好きだけど、ネコを飼ったことはないし、ネコよりもイヌのほうが好きなタイプだった。でもスイート・ポテトがそんな父を変えてしまったのよ!」と明かし、このように続けた。
「スイート・ポテトはまるで父の具合が悪いのを分かっていて、『僕が癒しになるよ。だってあなたには僕が必要だから。これは僕の仕事だよ』と言っているかのようだった。父のそばを離れることなく、父とは何をするにも一緒で、それを見ている私のほうが優しい気持ちにさせられたわ。」
「たとえば父がリクライニングチェアに座ると、必ずスイート・ポテトがやってきて、父の腕のわずかな隙間に身体をすっぽり入れて寄り添うの。父がコンピュータを使えばキーボードの上に載るし、机で書類に目を通しているとその書類の上に座るのよ。スイート・ポテトは常に父のそばにいるの。眠る時でさえね。」
こうしてしばらくすると、