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writer : kanna

【海外発!Breaking News】不謹慎か、固い絆の証か シングルマザーと16歳息子の情熱的なハグに議論白熱(米)<動画あり>

白いスリムパンツに肩のタトゥーが露わになるキャミソール姿で、ピンヒールのサンダルを履くアンバーさんを見下げた。

試合後に抱きしめあう親子。2人の情熱的なハグはSNSで、ある人は不健全と眉をひそめ、またある人は素敵な親子だと好感を持った(画像は『Amber Lund 2023年8月17日付Instagram「This boy will forever and always have my entire heart.」』のスクリーンショット)

他にも「なんだって、彼女じゃないの?」「息子の母親?」と、22歳でブリクストンくんを産んだ、若々しい容姿のアンバーさんを揶揄する声も多くあがった。

アンバーさんは米ニュースメディア『New York Post』に、自分自身が愛情深い家族のもとで育ち、(息子だけでなく)父親にも会うたびにハグをするように、人々が動画で目にした行為は私たちのごく自然な姿だと語り、また自身のSNSでも心ないコメントを何度も否定した。

アンバーさんは、いくつになっても会うたびにハグを交わすほど父親と仲が良い(画像は『Amber Lund 2020年1月13日付Instagram「I need to give a giant public shoutout to this man right here…」』のスクリーンショット)

腹立たしい思いを募らせたのは、アンバーさんだけではなかった。息子のブリクストンくんは9月9日、自分の母に対して止むことのない批判的な意見に反論した。

「僕の母さんを放っておいてくれませんか。母さんは僕を虐待したことはないし、僕や僕の友達に性的なことをしたこともないし、僕を手なずけたこともないです。母さんは僕のヒーローで、動画に映っているのはハグだ。」

またブリクストンくんは、動画のハグには特別な事情があったことも明かした。カギとなるのは、ユニフォームの背番号「44」だった。

「アルコール依存症の父さんは、去年の4月4日に自ら命を絶ちました。父さんはシラフの時は最高だったけど、酔っているときは違った。毎回僕のプレーを見に来てくれる母さんのように、まともに僕の試合に足を運んだこともなかったです」と、ブリクストンくんは今回の騒動に関してコンタクトをとってきたある人物に答えていたことが、アンバーさんのInstagramの投稿で明らかになった。

8月の試合の日、父の命日を背番号に変えた息子を初めて目にしたアンバーさんは、やや感情的になってしまったそうだ。そんな母親を見たブリクストンくんも同様だった。

『TODAY』によると、アンバーさんのInstagramはフォロワー数が1500人ほどから1万9000人に急増した。これは批判者だけでなく、アンバーさん親子を擁護する立場の人も大勢現れたことを示している。

SNSには「あなたたち親子の関係に、どこもおかしいところはない」「私の家族も、子どもたちがいくつになっても親子でハグをする仲の良い関係だ」「自身もシングルマザーで、息子とは親友のようなものだ」「母と息子の強い絆!」と、アンバーさん親子を応援するコメントも多数寄せられた。

なおテックサイト編集部では、ハグをしたときの様子や、さまざまなコメントを受けた親子の思いなどをうかがうべく、アンバーさんに取材を申し入れている。

画像は『Amber Lund 2015年12月3日付Instagram「No one else will ever know the strength of my love for you…」、2023年8月17日付Instagram「This boy will forever and always have my entire heart.」、2020年1月13日付Instagram「I need to give a giant public shoutout to this man right here…」、2023年8月18日付Instagram「Just… him」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 秋本神奈)

1年前にこの世を去った父親の命日にちなんだ背番号を今シーズンからつけるブリクストンくんの姿を初めて見て、アンバーさんは感情的になった(画像は『Amber Lund 2023年8月18日付Instagram「Just… him」』のスクリーンショット)

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