海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】車に轢かれ息絶えたと思われた犬、飼い主が勤務する動物病院で突然起き上がる(英)

複数の外傷に加えて足など複数箇所を骨折していた。ベティは動物専門医の治療を受けるために「IVC Evidensia Referrals」の傘下にある動物病院「Swift Referrals」に搬送された。

そこでは48時間にも及ぶ治療が行われ、当時治療にあたった小動物外科の専門獣医であるジョナサン・ベル氏(Jonathan Bell)はベティについてこのように語っている。

「CTスキャンによって複数の骨折が見つかりました。しかもかなりの出血があり、顔面の傷口が大きく開いていて軟部組織が広範囲に損傷していました。傷口を何度も洗浄して包帯を取り替えるなど、徹底的な管理が必要でした。また傷口を完全に塞ぐために、いくつかの手術も必要だったのです。」

顔面の損傷が酷かったベティ。飼い主ハンナ・フィリプソンさんが勤務する動物病院に到着した途端、突然起き上がったという(画像は『The Mirror 2023年8月3日付「Vet nurse astounded as ‘dead’ dog suddenly sits up following horrendous car accident」(Image: Swift Referrals/ Supplied)』のスクリーンショット)

ベティはその後、手術や治療の甲斐あって数か月間で目覚しいほどの回復を見せた。ハンナさんはそんなベティについて、このように語っている。

「当時、ベティはもう生きられないと思い『この後どうするか』について考えていたのです。ベティが闘い抜いたことに誰もが驚いていました。私は生きることに対してとても強い意志を持っていたベティのことを『小さな奇跡』だと思っています。」

「今の元気なベティを見れば、何が起こったのか全く分からないと思うんです。ベティを救ってくれた獣医チームとSwift Referralsの皆さんには感謝してもしきれません。」

なお現在のベティは、顔の右側に少し傷が残っているものの、骨折による後遺症もなく元気に過ごしているそうだ。

画像は『The Mirror 2023年8月3日付「Vet nurse astounded as ‘dead’ dog suddenly sits up following horrendous car accident」(Image: Swift Referrals/ Supplied)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

現在のベティは顔の右側に傷が残っているものの、骨折による後遺症もなく元気に過ごしている。そんなベティの生還について、ハンナさんは「小さな奇跡」と語った(画像は『The Mirror 2023年8月3日付「Vet nurse astounded as ‘dead’ dog suddenly sits up following horrendous car accident」(Image: Swift Referrals/ Supplied)』のスクリーンショット)

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