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writer : ac

【海外発!Breaking News】トイレで心停止のパイロット死亡、チリの航空会社の機内にAED搭載なし<動画あり>

同機にはAED(自動体外式除細動器)が搭載されていなかったことをSNSで指摘し、波紋が広がった。米連邦航空局(FAA)は2001年、米国全ての航空会社へのAEDの搭載を義務付けていたが、国外の航空会社は対象外だったという。

チリを代表する航空会社で世界25か国、約140都市に運航する「ラタム航空グループ」の航空機。事故当時、AEDを搭載していなかったという(画像は『Simple Flying 2023年8月16日付「LATAM Pilot Pronounced Dead After Boeing 787 Diversion」(Photo: Vytaulas Kielaitis / Shutterstock)』のスクリーンショット)

なお医師であり、パイロットでもあるボブ・アルノー氏(Bob Arnot)は『Inside Edition』のインタビューに「CPRはAEDまでの繋ぎに過ぎない。AEDは必要不可欠だ」と述べ、イヴァンさんを救命できた可能性があることを示唆しており、このニュースには次のようなコメントが寄せられた。

「医療関係者4人がついてCPRを行ってもダメだったなら、AEDでも助からなかった可能性はある。ただ救えた命かもしれないと思うと非常に残念だ。」
「トイレで倒れてからCPRをするまで時間がかかってしまったのかも。」
「まだ56歳。パイロットというのはやはり、過酷な仕事なのかもね。安らかに。」
「看護師がいうのなら、やはりAEDが必要な状態だったのではないか?」
「AEDによって電気ショックを与えれば助かる命もあり、生存率が上がると聞いたことがある。」
「全ての航空会社にAED搭載を義務付けるべきだ。」

画像は『A Fly Guy’s Cabin Crew Lounge 2023年8月16日付Facebook「Sadly, Captain Iván Andaur Santibáñez has been identified as the pilot」』『Simple Flying 2023年8月16日付「LATAM Pilot Pronounced Dead After Boeing 787 Diversion」(Photo: Vytaulas Kielaitis / Shutterstock)(Image: Flightradar24.com)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

米フロリダ州マイアミを14日午後10時11分に乗客271人を乗せて出発し、パナマシティのトクメン国際空港に緊急着陸したLA505便。副操縦士ら2名が操縦を引き継いだ(画像は『Simple Flying 2023年8月16日付「LATAM Pilot Pronounced Dead After Boeing 787 Diversion」(Image: Flightradar24.com)』のスクリーンショット)

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