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writer : ac

【海外発!Breaking News】107人死亡、生存者2人の飛行機事故から17年 生き残った33歳女性が思いを語る(米)<動画あり>

107人が死亡した2005年のナイジェリアの飛行機墜落事故から17年、生存者2人のうちの1人、ケチ・オクウチさん(Kechi Okwuchi、33)が人生を変えた衝撃的な事故について回顧、現在の心境を語った。『The Daily Star』などが伝えている。

ナイジェリア出身のケチ・オクウチさんは2005年12月10日、ナイジェリアのポートハーコート国際空港で墜落したソソリソ航空1145便に搭乗していた。

同便はナイジェリアの首都アブジャを乗客乗員109名を乗せて飛び立ち、ポートハーコート国際空港で着陸に失敗して炎上、ケチさんが通っていた寄宿高校「ロヨラ・ジースーツ・カレッジ(Loyola Jesuit College)」の生徒60人を含む107人(108人との報道も)が死亡した。ケチさんは当時16歳で、生存者2人のうちの1人だった。

現地で応急処置を受けたケチさんは事故の翌日、南アフリカ最大の都市ヨハネスブルグの病院に航空機で搬送されてケアを受け、5週間後に昏睡状態から目を覚ました。全身の65%以上に重度(III度)の火傷を負い、医師に「生き残る確率は30%」と宣告を受けたそうで、治療が始まってから4か月後に初めて学友60人全員が死亡したことを知ったという。

「南アフリカでの経験は人生で最もつらかった」と明かすケチさん。病院には7か月間入院し、2007年に渡米、テキサス州ガルベストンの小児病院「シュライナーズ・ホスピタル・フォー・チルドレン、以下シュライナーズ」で皮膚移植を含む120回以上の形成手術を受けた。

シュライナーズでは理学療法のほかに音楽セラピーを受けたそうで、

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