今回の写真が“フェイク”であることを、米テキサス州のニュースメディア『ABC13』のインタビューで打ち明けた。
ロバータさんは郵便受けを開けようとした際、金属製の蓋が灼熱の太陽に晒されて高温になっていたため、鍋つかみを使って開けた。その時に、今回のユニークなアイディアが閃いたという。テキサス州では記録的な猛暑が続いていた事実に加え、レンガ造りの郵便受けや、火傷をしないように手にはめていた鍋つかみという小道具が写真の信ぴょう性を高めたようだ。
「本当に郵便受けでパンが焼けたと信じている人もいると思いますよ。実際にパンを焼いたわけではありませんが、想像力で物語が生まれたのです」と話すロバータさんは、「Out of this World Granny」という絵本を出版する児童書作家だ。「子どもたちには想像力を働かせてほしいと思っています。写真を見た人が想像力を使うことで、写真からファンタジーが生まれるのです」とロバータさんは笑顔でコメントを残した。
投稿がフェイクであったと知った人々からは、「素晴らしいアイディアだよ」「クールなおばあちゃんだ。最高だね」「嘘だと分かってもやってみたい」など、ロバータさんの想像力に感心の声が届いている。
ちなみに過去には、赤ちゃんと留守番をしていた夫がユニークな写真を妻に送り、クリエイティブな父親のアイディアに驚きや笑いの声が寄せられていた。
画像は『Howard E. Caesar 2023年7月10日付Facebook「BREAD BAKED IN HER MAILBOX!!」』『ABC13 2023年7月15日付「Montgomery County grandma went viral for baking bread in her mailbox, but did she really do it?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)