海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】池で釣りをしていた男性、野生のワニに猛ダッシュで追いかけられる(米)<動画あり>

ワニも池に戻ったため、誰も怪我をすることはなかったという。

「フロリダ大学食品農業科学研究所」によれば、ワニは短距離を時速7.5~9マイル(時速約12~14.5キロ)のスピードで走ることができるそうだ。またサウスカロライナ州天然資源局によると、「このワニは人間が餌をくれると勘違いした可能性が高い」と述べている。

同天然資源局のアリゲーター・プロジェクト・コーディネーター(Alligator project coordinator)であるモーガン・ハート氏(Morgan Hart)は、このように語っている。

「このワニは、おそらく餌を与えられていたと思います。ワニは過去に池で釣りをしている人たちから餌をもらっていて、『人間から餌をもらえる』と学んでしまったのでしょう。そうなるとワニの意識から『人間イコール餌』ということを払拭させるのは難しくなります。」

「もしあなたが釣りをしてる時にワニが近づいてきて、釣り餌やボバー(浮き)に興味を示しているようであれば、釣り道具を全て引き上げてその場から離れ、ワニが去るのを待つようにしてください。」

同天然資源局では、野生のワニに餌を与えることはワニが人間に対する恐怖心を失ってしまうため、州内では違法行為であると訴えている。なお騒動が起きてから2日後の22日の朝、池ではワニの捕獲作業が行われたようだ。

ちなみに今年4月にはフロリダ州で、水辺近くで庭仕事をしていた72歳男性がワニに襲われた。ワニは男性の脚の一部をくわえたままで発見され、フロリダ州魚類・野生生物保存委員会のスタッフがワニを射殺していた。

画像は『New York Post 2023年6月25日付「Fisherman charged at by alligator in stunning caught-on-video encounter」(Micah Kimberlin/Local News X/TMX)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

池の中から突然這い上がってきた野生のワニ。サウスカロライナ州天然資源局は「このワニは人間が餌をくれると勘違いした可能性が高い」と述べている(画像は『New York Post 2023年6月25日付「Fisherman charged at by alligator in stunning caught-on-video encounter」(Micah Kimberlin/Local News X/TMX)』のスクリーンショット)

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