中国の深セン市で、マンションの高層階からワニが転落し、階下の商店の屋根に激突するという事故が発生した。警察は所有者を特定し、なぜ一般の住宅でワニを飼育していたのか、その経緯と目的について話を聞いている。英ニュースメディア『Metro』などが伝えた。
中国・広東省深セン市で先月29日の午後4時22分頃、あるマンションの20階以上の高さからワニが転落し、1階の店の天蓋を突き破って、店舗入り口前のウッドデッキに大きな衝撃音を立てて激突した。音に気づいた店主やスタッフらが外に飛び出して見てみると、そこには体長1メートルほどの生きたワニが横たわっていた。
店主らは当初、おもちゃのワニかと思ったそうだが、よくみるとワニは出血しており、本物であることに気づいてすぐに警察に通報した。当時、店の監視カメラが屋根に激突するワニの瞬間を捉えており、映像には落下してきたワニが激しく屋根に激突して、そのはずみで跳ね返って宙に投げ出される様子が映っていた。
その後、警察によってワニの所有者がマンションの上階に住むリュウさん(劉)という男性であることが判明した。調べによると、彼は10年前に広東省の農場から食用のワニを購入し、