米カリフォルニア州サンフランシスコは今月21日、強風と強雨に見舞われ、街では倒木、トラックの横転、停電などが相次いだ。そんななか、同市の高層マンションに住む男性が、たまたま“空を飛んでいくカウチ”を撮影、「これは怖い」「信じ難い光景」などと注目を集めた。米ニュースメディア『Inside Edition』などが伝えた。
サンフランシスコ市内に住むブランドン・オーさん(Brandon Au)が21日、強風で吹き上げられたカウチが空を飛び、道路に落下する衝撃的瞬間をカメラに収めた。
カメラがまず映し出したのは、ブランドンさんの自宅高層マンションのベランダで、タイル数枚が音を立て、めくれ上がっていくのが見て取れる。これを見た女性は「オーマイガー」と驚きの声をあげるが、その後カメラはさらに衝撃的な光景を捉えた。
それは別の高層マンションが建つ左手上方の空から降ってくる3人掛けのカウチで、ブランドンさんが「カウチが飛んで行ったぞ」と叫ぶと、女性があり得ないといった口調で「カウチですって?」と返している。
カウチはその後、斜め下の道路上に落下、近くに立っていた男性が飛び上がり、一歩後ろに引いているのが分かる。
幸いなことに、落下地点には車や他の障害物は一切なく怪我人はいなかったが、ブランドンさんは当時のことを「あまりにも非現実的で信じ難かった」と明かし、