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インド北部ウッタル・プラデーシュ州の建設中のビルで先月31日、長さ約6メートルの鉄の棒が20階から落下し、下にいた建設作業員の頭蓋骨を貫通する事故が発生した。男性は搬送先の病院で緊急手術を受け今も入院中だ。『Times of India』などが伝えている。
事故が起きたのはインド北部ウッタル・プラデーシュ州ガーズィヤーバードの建設中のビルで、解体中の足場の一部がビル20階から落下した。
現場では鉄の棒の落下に気付いた他の作業員が、下で作業をしていた男性にその場から立ち去るように叫んだが、長さ約6メートル、太さ12ミリの鉄の棒は上を見上げた男性の額から突き刺さって貫通した。他の作業員はその場で鉄の棒を短く切ると、男性を地元のフローレス病院(Flores Hospital)に搬送、医師らはすぐに検査を実施した。
同病院のアビナブ・グプタ神経外科医をリーダーとする7人の医師らはその後、約4時間をかけて緊急開頭手術を行い、鉄の棒を慎重に取り出した。男性の脳はかなり肥大しており、医師らは頭蓋骨の一部を切り外すと腹部皮下に埋め込んだ。男性の脳の腫れが引くのを待って、