香港で有名ホテルの16階から窓が落下し、観光客女性を直撃するという事故が起こった。『South Morning China Post』『Channel NewsAsia』などが伝えている。
1月21日午前10時半前、香港の尖沙咀(チムサーチョイ)にある有名ホテル「九龍美麗華酒店(ザ・ミラ香港)」の16階から窓が落下。窓はレストランやショップが密集しているネイザンロード側のもので、その下を歩いていた中国人観光客の女性(24歳)に直撃した。
この女性は、中国本土の広東省仏山市からボーイフレンド(36歳)や友人2人と一緒にこの日、香港に到着したばかりであった。女性は尖沙咀地区にあるホテルにチェックインした後、ショッピングをするためにボーイフレンドと歩いていたところで事故に遭遇した。
その後、女性は油麻地のクイーンエリザベス病院に搬送されたが、12時16分に死亡が確認された。ボーイフレンドも窓ガラスの破片で軽傷を負ったが、同病院で治療を受けその日に退院した。
落下した窓の大きさは144x30cm。ホテルには2重構造でこの窓が設置されており、両方の窓を開放するにはホテル職員が持っている特別な鍵が必要だという。しかし事故当時、窓を開けたのはこの部屋を掃除中のネパール人女性(39歳)だった。
事故後、