ワニが獲物をくわえたまま頭を回転させ、肉を引き裂くことを「デスロール(Death roll)」と呼ぶが、このたびオーストラリアでワニが捉えた獲物を真っ二つに引きちぎる瞬間が捉えられ、話題となっている。衝撃的な映像とともに豪ネットメディア『Yahoo Australia』が伝えた。
オーストラリア北東部クイーンズランド州タウンズビルを拠点にヘリコプターのチャーターサービス、パイロットの訓練などを提供する「タウンズビル・ヘリコプターズ(Townsville Helicopters)」のFacebookに今月21日、ワニの捕食シーンが投稿され注目を集めている。
動画は「タウンズビル・ヘリコプターズ」の訓練用ルートを飛行中のヘリコプターから撮影されたもので、ワニの餌を意味する「クロコダイル・ベイト(CROC BAIT)」の言葉とともに、豚の絵文字が添えられている。
カメラが映し出したのは、濁った川の浅瀬を歩くワニで、水面から頭を出し、尻尾を動かしながら川岸に近づいていく。口からは動物の黒い脚のようなものが突き出しているが、それが何なのかは分かっていない。
そして数秒後、ワニは後ろ足で立ち上がりジャンプをしたのだろう。水面から巨体の3分の1ほどを突き出したかと思うと、くわえていた獲物を後ろに放り投げるように頭を振り、