医師の監視下に置かれたのだった。
そして一時は快方に向かう兆しが見られたものの、脳の損傷が酷く、「これ以上の回復は見込めない」として今月13日に人工呼吸器が外された。グレイソン君が亡くなったのは、それから3日後の午前5時のことで、叔母はFacebookで「今の気持ちは言葉で表すことができない。あなたは本当に良く頑張った。私のハンサムで面白くて小さな甥よ。安らかに」と追悼の言葉を述べた。
またマシューさんの母アンジェラさん(Angela)は「雷に打たれる直前、マシューはグレイソンに『アイ・ラヴ・ユー』と告げていたの。そしてその直後、雷が直撃したのよ」とも明かしており、このニュースには次のようなコメントが寄せられた。
「なんて悲しい事故だろう。」
「悲劇。家族の気持ちを思うと心が痛む。」
「少なくともこれで親子は一緒になれた。安らかに。」
「背が高い父親に雷が直撃したのだろう。手を繋いでいたことで息子も亡くなってしまうなんて…。兄の心のカウンセリングも必要だろうね。」
なお英ネットメディア『The Mirror』によると、2006年から2021年の15年間で、全米で落雷による死者の報告がなかったのはアラスカ州、デラウェア州、ハワイ州、ニューハンプシャー州、ワシントン州の5州とアメリカ領ヴァージン諸島だけだったという。また死者が最も多かったのはフロリダ州の79人で、テキサス州は2番目で36人だった。
ちなみに雷の事故では2021年8月、国土の大部分が山岳地帯と言われるジョージアの山の牧草地で500頭を超える羊が落雷で即死し、「これまでにない規模」と注目された。
画像は『The Daily Star 2023年6月18日付「Boy dies a month after dad killed by lightning that passed through them holding hands」(Image: Facebook)(Image: GoFundMe)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)