豪ニューサウスウェールズ州の海岸で1月26日、家族と共に海水浴に訪れていた8歳の少年が落雷に遭い、海の中に倒れこんだ。呼吸が停止し、意識不明の状態で救出された少年だったが迅速な救命措置により奇跡的に一命を取り留めたそうだ。衝撃的な事故の瞬間は偶然にもカメラに収められており豪ニュースメディア『9NEWS』などにより報じられている。
国民の祝日「オーストラリア・デー(建国記念日)」で大きな賑わいを見せた豪ニューサウスウェールズ州ウロンゴン市の南に位置するウォーイーラの海岸バラック・ポイントにて先月26日の午後5時20分頃、8歳の少年が落雷に遭い重傷を負った。
ビーチで遊んでいた少年に雷が落ちる衝撃的な瞬間を捉えた当時の映像には、波打ち際から、膝の深さほどの浅瀬に1人で進んでいく少年の姿が映っている。
すると空を覆う暗い雨雲から突如1本の青い稲光が海面に向かって走り、次の瞬間、少年は前方に倒れこんで水中に消えてしまった。
事故現場に居合わせた目撃者のサイモン・ヤングさん(Simon Young)は当時の様子を振り返り、このように話している。
「巨大な亀裂音と突然の衝撃を受けて入り江に目をやりましたが、皆何が起こったのか分かっていないようでした。」
「幼い子供が水中に倒れ込み、少年の家族や兄弟がすぐさま彼を助けようと駆け寄りました。」
サイモンさんら目撃者はこの時、